M&Aという言葉を耳にするが、いまいち意味が分からない。かといって、いまさら誰かに聞くわけにもいかない。そういう悩みを抱えている方は、この記事を読むことでM&Aの目的や仕組みなど、その概要について知ることができます。

敵対的買収の例

拡大傾向にあるM&A!その背景などを知ろう!

現代ビジネスにおいて、企業間のM&Aは増加傾向にあります。買収側の観点からは法整備などによりM&Aが仕掛けやすくなった事、買収しようとしている企業の最新の技術を時間をかけず手に入れようという流れが広まってきている事が要因です。また売却側の観点からも、深刻な後継者不足の問題や少子高齢化により共倒れになる事を防ぐため等様々な要因があります。こうした双方の思惑が重なったことやM&Aに対するイメージの変化により、M&Aはまた活発化してきました。M&Aには買収者がその対象会社の経営陣の賛成を得てM&Aを行う友好的買収と、買収者が会社の経営陣の賛成を得ることなく、市場で株式を大量購入したり、TOBで株式を買い付けることによる敵対的買収の2つがあります。

成功例はある?敵対的買収の事例

その強引ともいえる手法から、日本においては2000年代後半にいくつかあった敵対的買収はことごとく失敗しています。これは日本においてこのようなやり方があまり善とされないことや、それにより各社敵対的買収に対しての防衛策を取る様になったことなどが要因です。しかしその後も敵対的買収を仕掛ける会社は存在し、成功例も出るようになりました。その例とは、あるIT会社が市場で対象会社の約3%の株式を買い付けた後その会社を訪れそのことを伝えた翌日に一気に40%の株式を買い付け、敵対的買収に成功した例です。その後この買収した側の会社の売上や利益は大幅に増加し、その手法からステルス型M&Aと呼ばれ業界の内外で話題となりました。